家出した家族を自分で探してみたけど、全く手掛かりが掴めない!行き先に全く心当たりがなかったり、心当たりの場所を探してみたけど見つからない!そんな時に頼りになるのが「警察!」。はたして本当にそうでしょうか?
ハッキリ言うと、警察は家出人を探してくれません。警察が動くときは「事件性があると判断した時!だけです。」警察があてにならないのであれば、頼りになるのは探偵の家出調査しかありません。
家出人を早く見つけるには足取りが掴みやすい早い段階での捜索です。ためらったり悩んでいる時間は必要ありません。すぐに探偵に相談する事です。相談するのにお金は掛かりませんので、一刻も早く捜索を始めるのが早く見つかる確率が高くなります。
なぜ早い段階での捜索が有効なのかを5分ぐらいで説明していきます。
家出人を探さない警察の実態
警察は事件を解決する組織ですから、民事問題には一切介入致しません。警察は刑事事件だけしか動けないのです。ここが警察と探偵の違いです。探偵は事件にならない民事問題を解決するのが仕事です。言わば、民事問題の救世主が「探偵」なのです。
探偵と言うとアンダーグランドのイメージが強く「本当に頼んでも大丈夫なのかな?」と心配される事でしょう。今では探偵業法が改正されて、堅実で信頼できる調査を行っていますので安心して調査を依頼できます。
”家出人を自力で探したけど見つからない!”
”警察に届け出を出したけど一向に動いてくれない!”
探すか、探さないか?自分で見つけられるか、見つけられないか?警察が家出人を探してくれるか、くれないか?問題を見直してみると、頼るところは自力か探偵に相談するかのどちらかです。探偵に依頼すれば見つかる確率は断然高くなります。警察とは違って依頼を受ければ優先的に捜索をしてくれます。
行方不明者の優先度を分類する事なく探してくれることが、家出人の危険を未然に防ぎ、早く見付けてあげる事ができます。
家出調査は初期段階に頼む事
家出人の行動心理を大きく分けると、「初期段階」「中期段階」「後期段階」の3つになります。
初期段階の発見率:74.3%
中期段階の発見率:7.6%
後期段階の発見率:2.6%
家出人の発見率を上げるのは、初動調査に掛かっています。いなくなってから1週間以内に調査を依頼する事で発見率も高く見つける事ができます。それを過ぎて中期や後期段階に入ってしまうと、足取りを掴むのに時間が掛かってしまうばかりか、見つかる確率も低くお金もかかってしまいます。
探偵に頼むタイミングは いなくなってから1週間以内
どうせすぐに帰ってくるだろう!は間違った考え方です。単純に、いなくなってから早い段階で探せば見つかる事はわかります。ただ、家出はどうしても軽視してしまいます。「もしかしたら、戻ってくるかもしれない」と言う期待感から帰ってくることを待ってしまいます。
待つことはけして悪い事ではありません。悪い事ではありませんが、探しながら待つ方が見つかる確率は数段に上がります。家出した初期段階では行く当てもなく途方に暮れている事が多く、内心では家に帰りたいと思っているけど、自ら帰る事ができないのです。
だからこそ、初期段階で探してあげれば見つかりやすいのです。
心当たりがある場所を探しても見付からない場合
いなくなってから丸一日連絡もなく帰ってこない時には、すぐに警察に捜索願(現在行方不明者届)を出しましょう。捜索願を出しておけば、何か事件や事故に巻き込まれた時にはすぐに連絡が来ます。
よほどの事がない限り警察は積極的に家出人を探す事はしてくれませんので、警察に期待はしないほうがいいでしょう。事件性がない場合には自分たちで見つけるしか術はありません。
家出の理由や原因から見る緊急度
家出の理由や原因を知る事ができれば、その状況から緊急度がわかります。生命に関わる様な理由であれば一刻を争う事態となります。また、子供の家出のきっかけは、軽い気持ちから家出をする「プチ家出」があります。プチ家出の様な軽度な理由でも、後々に犯罪や事件に巻き込まれる事もあり得ますので、十分に注意が必要です。
子供の家出の理由(現実逃避)
- 親が無関心だからなんとなく
- 友達からプチ家出の話を聞いて
- ラインで盛り上がって
- 親がうるさくて
- 好きな人と一緒にいたくて
- ライブに行きたくて
見つける事の緊急度の高い理由(子供)
注意ポイント
- 家庭不和で家にいたくなくて
- 親の離婚問題
- 成績が悪くなって
- 受験に失敗して
- いじめから逃げたくて
- 神待ちサイトの話を友人から聞いて
子供の現実逃避は学校に行きたくない等の理由から、非日常的な世界をのぞいてみたくなります。辛い事よりも楽しい事を探したい思いは子供の方が強いのかもしれません。危険とわかっている場所でも、好奇心が旺盛な思春期の子供は、つい足を踏み入れてしまう事があります。
犯罪や事件に巻き込まれる多くの子供は、そう言った好奇心が引き金になっているのかもしれません。なかなか気付いてあげられない「学校でのいじめ問題」、子供の気持ちは親に心配を掛けさせたくないと思ってしまい、相談する事を諦めてしまいます。
いじめ問題を誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまう子供は実際に多いのです。そして、いじめに対する抵抗とも言える復讐が自殺です。子供の家出は思い悩んで出した答えなのかもしれません。いなくなってから、丸一日帰ってこない場合には、すぐにでも警察に捜索願を出して探偵にご相談してください。
大人の家出の理由と原因(現実逃避)
- 上から毎日詰問されている
- 部下が言う事を聞かず悩んでいる
- ひどい目標予算を強いられている
- 仕事のことでいつも悩んでいる
見つける事の緊急度の高い理由と原因(大人)
注意ポイント
- 常日頃から思い悩んでいた。
- 会社で大きな失敗をしてしまった。
- お金の悩みで鬱々している。
- 期待されたことができなかった。
- 恋人との別れ
- 人間関係のもつれからの不信感
大人の家出は毎日の辛い思いの積み重ねで、耐えきれなくなった挙句に行動をおこしてしまいます。逃げ出したとしても、思い描いていた通りにならなければ最後には絶望的になってしまいます。この様に、例え家出の理由が軽度のものであったとしても、状況の変化で最悪な結果になる事もあります。
思い詰めている人の気持ちは本人と話し合わなければわからないのかもしれません。家を出た理由がたとえどんな理由にしても、支えてあげられるのは家族しかいないのです。後で後悔しない様に、探してあげる事が必要です。
家出人の情報を探偵に伝える
探偵に家出調査を頼む前に、些細な情報でも構いませんので情報を集めてください。小さな情報でも解決への糸口となることがあります。
【基本情報】
1. 氏名・生年月日・住所(現住所、本籍地、過去の居住地)
2. 写真(顔がはっきりわかるものと全身が写っている写真を数枚)
3. 使用車両の車種/ナンバー
4. 携帯電話番号
5. 趣味や嗜好
【持ち出したと思われるものの確認】
1. パスポート/保険証/キャッシュカード/免許証/衣類など
2. 失踪の際の所持金
【周辺情報】
1. 異性関係・友人関係・職場関係のトラブルや学校での成績やトラブル
2. かかりつけの病院
【家出人の部屋には有力な情報があります】
1. パソコンや携帯電話内の情報
2. 書置きやメモ書き
※あなたのお宅に専門の調査員が、手がかりの情報収集に伺うことも出来ます。
悪質な探偵や詐欺まがいの人探しサイトに気を付けて下さい。
探偵業界には、人の弱みに付け込む悪質な業者の少なくありません。高額な調査費用を要求し、実際には調査をしない詐欺探偵をはじめ、無料で利用できるフリーの人探し掲示板、宗教家、占い師、格安なんでも屋など、罠はさまざまな所に張られています。
そんな人の不幸を食い物にしている連中には決して騙されないようご注意ください。特にインターネットでのインチキな家出人捜索マニュアル販売には要注意です。大切な時間とお金をだまし取られるだけでなく、家出人がいると言う情報が悪質な業者達に知られる事となり、詐欺師のターゲットとなる可能性があります。
家出人調査の探偵を選ぶ時には、実績のある信頼できる探偵社を選ばれるといいでしょう。
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